●文具のいなもりの歴史●

昭和の初め、祖父 稲森政蔵が生駒町(現:生駒市東新町)に洋服の仕立て屋「冨久屋洋服店」を開店。文具店を始める前に洋服の仕立て屋として商売を始めました。

当時生駒では珍しい洋館でした。建物の前に祖父が立っています。

その後、生駒駅前(現在文具のいなもりのあるところ)へと移転しました。

生駒駅前へ移転した当時のハンガー「冨久屋洋服店生駒町駅前」が今も残っています。

以前、ご年配のお客様に「今でもあなたのおじいさんに仕立ててもらった背広があるよ」と話してもらったこともあります。

↑ 昭和の初めの生駒山と生駒のまち

冨久屋洋服店(右側の白い屋根の建物)が写っています。

東新町交差点の西側あたりです。

生駒山の中に日本最古のケーブルカー(生駒鋼索線) の線路が見えています。

当時は建物が少なく田んぼや畑だらけでした。人口は2万人満たない1万人台でした。

↑ 現在の生駒山と生駒のまち(平成27年撮影)

山の形やケーブルカー線路は変わっていませんが、建物が増えていっています。

写真の中央に生駒線(信貴電)が走っています。右の茶色い建物は生駒市役所です。

平成になり人口が12万人を超えました。